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新型コロナウイルス感染拡大によりお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、罹患されている方へお見舞い申し上げます。また、医療関係者の皆様へ感謝申し上げます。

​2022年開始の共通テストは
「難化」と混乱も…

 ますます進む少子化、それに反し増え続け、飽和状態の大学。

教育環境は、お父さんお母さんの頃とは全く変わりました。

 そんな中、高大接続改革が議論され、2021年1月には、センター試験に代わる、大学入学共通テストが始まりました。
ところが、実際には改革の柱でもあった国語と数学の記述問題導入、英語民間試験を活用して大学入試で英語4技能の評価を支援する「大学入試英語成績提供システム」も、2021年度導入は見送られ、さらに「主体性評価」のため国が進めてきたe-ポートフォリオも実施見送りとなったなったのです。

 コロナによる影響もあり、実際に進められている改革についての情報が得られにくくなり、高校でも錯綜しながらも、初回は数学などが平均点上昇。試行テストの様な問題にはならなかったことで、「易化」と報じられました。
しかし、大学入試センター広報によれば、今回の入試改革は、絶滅してしまったわけではないとのこと。その言葉通り2022年第2回の共通テストでは、特に数学IAの平均点が30点台と、史上まれにみる低さでした。すると今度は「難化」したと大騒ぎに。「センター試験の時も2回目は軟化したので、『難化』すると思っていた。」と、事後の予言者のような予備校関係者もたくさん出現しました。このような混乱はどうして起きたのでしょうか。

そもそも本当に「難化」という表現は正しいのでしょうか。

 実は2020年10月、国公立大学の現役入試担当教授らが、高大接続改革のかなめ、大学入学共通テストの出題方針を紐解き、その“チカラ”とは何か、どのような意識を持ち、どのように身につけるべきか、さらには教育のあるべき姿へのヒントを一冊にまとめた書籍『さよなら「正解主義」』を発行、サンクチュアリ出版より発売していました。そこには共通テストの変更から見えてくる、これからの時代に必要な学びについて、また、問題が変わることへの警鐘も鳴らされていたのです。

先の見えない時代に生き抜くために必要なチカラとは

そもそも入試改革の目的は、人工知能(AI)技術の発達や、ますます進むグローバル化など、急速かつ複雑に変化する社会情勢と密接に関係しています。

さらにコロナへの不安。ますます先の予測が立たない状況の中、未来を担う子供達には、どのようなチカラが求められているのでしょうか。

それは今までのような正解が一つとは限らない問題に、あきらめずに取り組む「問題解決力」です。

もちろん基礎知識が必要なことは間違いありませんが、これまで重要視されてきた記憶力や理解力ばかりを重視する「正解主義」を脱却し、主体的かつ対話的に学ぶ「アクティブラーニング」が必要となるのはもちろん、欧米ではあたりまえに重視されている、批判的思考力「クリティカル•シンキング」などの能力が段階的に求められているのです。

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2022年商品、チケット取り扱い

 詳細まもなく公開!

 サンクチュアリ出版より、入試改革の本質と、これから必要な学びの書、発売予定。

今回の共通テストを変える「意義」に注目すれば、今回の共通テストは、あくまでも高大接続改革の一つと位置付けられています。ですから、これからの時代に必要なチカラを身につけてほしいというメッセージが込められているのです。もちろん、「テスト一つで変わるわけない」「基礎知識が大事」といった声があるのは承知していますし、著者も同じ意見です。

だからこそむしろ、基礎知識をどのように身につけるべきか、それが論じられるべきなのです

今回の改革のポイントは

「知識」「技能」に加え「思考力」「判断力」「表現力」

を問われる

 これがどれだけしっかり理解され、周知されているでしょうか。どれだけのメディアが正しく報じたでしょうか。どれだけの学校がその力をつけるために取り組んだでしょうか。どれだけの予備校や模擬試験が適応しているでしょうか。有識者の皆さんで議論されつくし、公正に実施されるのでしょうか。ということです。

 今回様々な施策で、言葉は乱暴ですがバタバタしたことにも問題があり、批判的にとらえられて当然かもしれません。しかし、今までの教育が知識偏重の詰め込みであるという批判もまた理解できます。

改革についてしっかり理解されたうえで共通テストを迎えなければ、「変な問題」とみなされて改革の意義ごと批判されてしまうかもしれません。

 

そんなことのないよう、入試改革をしっかりと理解し、研究している先生方から学ぶ必要があるのです。

受験生

​中高生の皆さんへ

 中高生の皆さん、特に受験生の皆さんにとって.共通テストはとても大切なテストであることはご存じのとおりです。何が出題されるのか、何を対策をすればよいのか不安になりがちですが、まずは基本的な知識を確実に修得してください。その際、公式や重要事項を丸暗記するのではなく、しくみ・理由・背景といった本質的な理解が重要になります。

 ぜひ『さよなら「正解主義』を読み、入試改革の一つの柱である共通テストの出題の意図を正確に知ることで、先が見えない未来に生き抜くために、「まさに今、どのように学んでいくべきか」を考えるヒントが得られるはずです。

 そのうえで部活動なども含めた日々を精一杯努力してほしいと思います!

 

受験生の保護者の

皆さんへ

 大学受験を控えたお子様をお持ちの皆様からは、「結局入試はどうなるの」といった声を耳にします。ぜひ『さよなら「正解主義』をお読みいただき、確かな情報を取得していただければと思います。

 著者2人は、日頃よりお父さんお母さんの時代とは全く変わった入試を取り巻く環境、大学選びについて講演会や書籍を通じて発信しています。
 少子化にもかかわらず大学が増え続ける中、ブランディング重視の大学や、過剰な記事広告も目立ちます。また、学力の担保のない入試方法による学力不足により、留年や中退につながるケースも増えています。大学や入試に関して正しい情報を入手していただき、進学の意味やこれから必要な学びについてお考えいただければと思います。

 

子育て中の方へ

 例えば以前であれば社会科目は「暗記科目」などと呼ばれることも多かったと思いますが、求められる知識の質が変われば、そのような認識も変えなければなりません。

 最近メディアでも、「これからの時代はAIに仕事を奪われる」、「国際競争力を高める人材を育てなければ」などと言われていますが、少なくとも今までのように知識の量や理解力ばかりを重視する時代から、先の見えない時代に対応できるチカラが必要とされる時代に変化しています。その最もわかりやすい動きが入試改革です。

 入試問題や求められる学力の質が変われば、中学や高校で必要な知識の質も変わります。

​ アクティブラーニングもその一つです。ぜひ『さよなら「正解主義』をお読みいただき、これから必要なチカラについて考えるきっかけにしていただければと思います。

高校の先生方へ

著者二人は、例年全国の高校で講演活動を行っていますが、本年度
前半は新型コロナの影響で軒並み中止になってしまいました。
こうした講演では、主に入試を取り巻く環境の変化と、それに伴う大学
選びの意識変化の重要性や、学習方法についてお話しし、その結果
進学実績向上に役立ったというお声が高校から数多く届いています。
 また、本年5月30日には文部科学省、東京都教育委員会後援、
新都心教育開発主催で、10以上の国公立大学に
ご参加いただき、入試個別相談会を開催する予定でしたが、
中止になりました。
 本書の内容は、こうした講演会や入試相談会で基調講演として行う
予定だった内容も含むため、できるだけ多くの高校生、保護者、高校
の先生方にお届けしたいと考えております。

​講演のご依頼は「高校の先生方へ」のページから。

大学選び・入試改革関連書籍のご案内

「高等教育開発研究所」出版事業本格始動!

コンセプト

 インターネットの普及による紙離れに加え少子高齢の時代、街の書店は減りました。また、紙の本を出版するには莫大なコストがかかります。よって出版社はこれまで以上に「売れる本」を企画しなければならなくなりました。紙の本を出すのは難しい時代になったといわれます。

 しかし、「本」というカタチにして世に送り出し、ページを繰って読んでいただくという文化には、特別な意義があるのではないでしょうか。価値ある知的財産を、売れる、売れないといったファクターだけで埋もれさせず、何とか出版できないか、多くの出版界の皆様にお知恵をお借りして書籍を出版しています。

 教育や文化芸術を中心とし、様々な分野の有識者、専門的な知識や経験をもった著者の著書を出版する、おそらく世界一小さいであろう出版社です。

 

人皆歴史あり。

あなたの人生経験を書籍にしませんか。

座っている老人

ご自身の経験は後世に残す

価値があります。

 ご自身の日記や、商売や事業の日誌、事業や子育ての経験、旅の記録、人生訓など、

 すべてこれからの世代の人々、ひいては後世の人々にとっての金言になるかもしれません。

 雑文などと謙遜なさらずに教育書、ビジネス書として世の中におくりだしてみませんか?

​ 教育書発行経験のあるスタッフが丁寧に進めてまいります。

老夫婦

自費出版をお考えの方

 流通しない本ではなく書店やネットで流通する出版を目指します。

 通常、編集、デザイン、校正、印刷、流通・・・すべてを包括したサービスでは高価になることが多くなりますが、弊社では、それぞれをどのような形で出版するか著者と話し合いながら進め、比較的安価な出版を目指します。

高校の授業

生徒・保護者の皆さんへ

講義をする教師

​高校の先生方へ

図書館の本棚

書籍情報

一般社団法人高等教育開発研究所が運営しております。

ぜひ、ご質問などをお寄せください。

高校生、受験生の皆さんから

大学や学習方法、進路選択について知りたい情報

大学の先生への質問

本に書いて欲しい主題

日頃の学習の悩み

保護者の皆様から

入試制度や昨今の大学、子育てなどについてのご相談

本に書いて欲しい内容

進路の先生から

進路講話、講演、大学の先生への模擬授業著者、大学教授へのご希望

国公立大学入試担当の先生から

合同進路相談会や説明会の開催のご要望。説明会、オープンキャンパスなどの開催情報、ご寄稿、書籍化のご要望

などなどぜひお寄せください!

■質問受付詳細

開始日           : 2020年12月7日

対象      :中高校生、保護者

学校の先生は、「高校の先生方へ」のページから

​受付方法          :専用フォームにて。回答はメールとなります。

受付時間        : フォームは24時間稼働しています

※回答は24時間以内を基本としますが、内容によってはお時間を頂戴します。

※個人情報は弊社で質問受付のみに使います。

※明らかにいたずらなどは業務妨害となります。すべての中傷なども即警察に届け出ます。

※予告なく受付を中止することがあります。

※電話、来社などには対応いたしません。

詳細が無事送信されました!

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